電気温水器とエコキュートの違い④エコキュートの仕組みと機能 2019/05/02
エコキュートの仕組みと機能
≪エコキュートの仕組み≫
エコキュートは、「気体は圧縮することで熱を持つ」という性質を利用してお湯を作る給湯器です。ヒートポンプという技術が用いられます。
大気中から熱を集め圧縮機へ運び、電気エネルギーによってCO2を圧縮し、高温にします。圧縮されたCO2は水熱交換機へと運ばれていき、貯湯タンク内に貯蔵されている水を温めていきます。水が温まったところでCO2を膨張弁で膨張させ、空気交換機に戻すという工程を繰り返しています。
電気温水器よりもかなり仕組みが複雑化しているのがエコキュートです。
ヒートポンプはエアコンの省エネ化にも貢献した技術ですので、エコキュートは比較的少ない電気でお湯が得られるのです。
≪エコキュートの機能≫
各ご家庭の過去の生活スタイルからお湯の使用量などを判断し、使用する湯量のみを沸き上げることが可能です。
また、使用した湯量をリモコンやモニターに表示することで、省エネに対する意識を高める機能が付いているタイプもあり、
エコキュートを設置することで電気代の無駄が無くなり、ご家庭でも省エネに貢献することができるのです。
沸き上げ時間を指定する事もできます。
👉ご家庭の使用状況をよく見て、電気温水器とエコキュートのどちらがお得になるか、よく吟味して給湯器を選ぶようにしましょう。